ポケカ指数とは|主要30銘柄の価格を1本にまとめた数値
個別のカードが上がった下がったではなく、市場全体がどちらを向いているかを見るための数字です。
株価でいえば、日経平均に近い役割の数字だとイメージしてください。
対象は、当サイトが選んだポケモンカード30銘柄です。
この30銘柄の価格を、後述する重みで平均した1枚あたりの金額がポケカ指数になります。
単位は円ですが、絶対値そのものにはあまり意味がありません。基準日を100とする株価指数のような正規化をしていないためです。
見てほしいのは水準ではなく、前と比べて上がったか下がったかのほうです。
現在のポケカ指数と、年代別3区分の数値
最新スナップショットの数値は次のとおりです。
併記している変化率は、過去3か月との比較です。
ただし落札データが疎な銘柄では、値が飛んだ日の段差がそのまま変化率に乗ります。とくに旧版は、実勢より大きく動いて見えることがあります。
ポケカ指数の計算方法|平方根加重で高額銘柄の支配を防ぐ
各銘柄の重みは、価格の平方根に比例させています。
実装しているとおりの式をそのまま載せています。
重みi = √価格i ÷ Σ√価格 / 指数 = Σ(重みi × 価格i)
なぜ単純な価格加重でも等加重でもないのか
単純な価格加重にすると、50万円台のカード1枚で指数のほとんどが決まってしまいます。
かといって等加重にすると、1,000円のカードと50万円のカードが同じ影響力になり、これも市場の実態とは離れます。
平方根を取ると、高額銘柄の影響を残したまま、支配だけを避けられます。
実際の重みは、最大がリザードンVMAX(577,273円)で1,205bp、最小がイーブイ(1,000円)で50bpです。
価格の差は577倍ありますが、重みの差は24倍まで圧縮されています。
時価総額加重を採用していない理由
各カードの発行枚数や現存枚数を示す、信頼できるデータが存在しないためです。
流通量を重みに掛ける計算は、その数字を仮定した時点で根拠を失います。
そのため時価総額加重ではありません。枚数の推定値を掛けるくらいなら、掛けないほうが誠実だと考えています。
旧版・中期・現行の3区分に分けている理由
全体の指数だけでは、旧裏が動いたのか現行弾が動いたのかが分かりません。
そこで発売年代で3つに割った指数も同時に出しています。
- 旧版(VINTAGE・10銘柄)… 2014年までのカード
- 中期(MODERN・9銘柄)… 2015年〜2022年のカード
- 現行(CURRENT・11銘柄)… スカーレット&バイオレット以降のカード
区分は各銘柄に手で付けており、自動判定ではありません。
同じ「ポケカ相場が上がった」でも、旧版だけが動いている局面と現行弾が動いている局面では、意味がまるで違います。3区分はそこを切り分けるために置いています。
ポケカ指数の構成銘柄30枚と、その選び方
30銘柄は運営が手で選んで固定しています。
取引額や流動性による、自動的な組み入れ・除外の仕組みは持っていません。
選定の基準は、「複数の相場サイトで継続的に価格が確認でき、ポケカを追っている人なら名前を知っている銘柄」です。
入れ替えるときは、このページで告知します。
構成銘柄一覧(価格・変動・ウェイト)
カード名や収録弾で絞り込めます。見出しをクリックすると並べ替えできます。
| # | カード名 | 収録 | 区分 | 価格 | 変動 | ウェイト | 出典 |
|---|
データの出どころ|実データと推定値の内訳
30銘柄の価格は、3系統から集めています。
どこまでが実データで、どこからが運営の推定値かをそのまま書きます。
- ヤフオク落札相場(13銘柄)… オークファン経由で取得した実際の落札データです。落札日・落札価格・入札数まで含む一次データを、90日ローリング中央値で均しています
- Yahoo!ショッピング(4銘柄)… 公開検索結果から自動取得した出品価格の中央値です(外れ値5%トリム後)。落札ではなく出品価格なので、実勢よりやや高めに出ます
- 運営の手動入力(13銘柄)… 上の2つで価格が取れなかった銘柄です。メルカリ売却済・駿河屋・スニダンを目視で集計した推定値になります
各銘柄がどれに当たるかは、構成銘柄一覧の「出典」列から辿れます。
13銘柄が手動の推定値であることは、この指数を読むうえで最初に知っておいてほしい前提です。
前日比が「—」になる銘柄がある理由
前日比は、2日分のスナップショットで両日とも実価格が取れた銘柄でのみ計算しています。
片方でも欠けた銘柄は「—」と表示し、集計からも外しています。
直近のスナップショットで前日比が出ているのは、30銘柄中12銘柄です。
数を埋めるために推計値を入れることはしていません。取れていないものは空欄のままにします。
更新頻度と、取得に失敗した日の扱い
価格データは毎朝7時に自動で取得・更新しています。
取得が失敗した日は、その日のデータを入れません。
実際に2026年8月29日は通信断で全銘柄が取れず、その日を丸ごと欠測として扱っています。
商品状態を区別していない点は弱点です
現在は状態を区別せず、出品全般の中央値を取っています。
「美品」「キズあり」「PSA10」を分けることは、今後の課題です。
PSA鑑定品はキーワードで除外していますが、取りこぼしが無いとは言い切れません。
ポケカ指数で分かること・分からないこと
この指数は万能ではありません。何に使えて何に使えないかを先に書いておきます。
分かるのは、主要銘柄をまとめて見たときの方向感
複数の銘柄をまとめているので、1枚のノイズに振り回されずに全体の傾向を見られます。
年代別に分けているため、旧裏が動いているのか現行弾が動いているのかも切り分けられます。
分からないのは、自分が持っている1枚の値段
入っているのは30銘柄だけです。
しかも同じカード名でも、状態・版・鑑定の有無で実際の価格は何倍も変わります。
個別の値段を知りたい場合は、構成銘柄一覧の「出典」列から元の販売ページを見るほうが確実です。
未開封BOXの相場を知りたい場合は、ポケカBOX買取価格の一覧のほうが目的に合います。
ポケカ指数に関するよくある質問
毎朝7時に自動で取得・更新しています。
ページ上部の日付が、その時点のスナップショット日です。
そうとは限りません。
指数は30銘柄の平均であり、収録弾やレアリティが違えば値動きは別物になります。
手持ちの1枚については、個別に相場を確認する必要があります。
旧版は落札そのものが少なく、データが疎になりやすいためです。
1件の高額落札が入った日に段差ができ、それが変化率として大きく残ります。
旧版の数値は、実勢よりも振れ幅が大きく出る前提で見てください。
売買を推奨する目的では出していません。
推定値を含む30銘柄の集計値であり、実際の取引価格とはずれます。
相場の方向感を見る参考のひとつとして扱ってください。
まとめ|ポケカ指数は方向感を見るための道具
ポケカ指数は、主要30銘柄を平方根加重で平均した数値です。
絶対値ではなく前との差を見る使い方が前提で、旧版・中期・現行の3区分で切り分けられます。
30銘柄のうち13銘柄は運営の手動推定であり、そこは実データではありません。この前提を込みで読んでもらうために、内訳と限界をこのページに全部書いています。
免責:掲載している指数と価格は市場動向の参考として提供するもので、特定のカードの売買を推奨するものではありません。実際の取引価格は状態・タイミング・出品者によって大きく変わります。売買の判断はご自身の責任で行ってください。
運営者・公式との関係:当サイトはポケモンカードのファンサイトであり、株式会社ポケモンおよびその他の企業とは一切関係ありません。
誤りの指摘:自動マッチングの揺らぎや入力ミスで、誤った価格が出ていることがあります。お気づきの点は運営者のSNSアカウントまでお知らせください。